事業レポート

レポーター・ほんだゆかりがキニナルスキニナルプロジェクトを実際に
体験!会場の様子を写真とレポートでご紹介します!
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笑顔は伝染する。ポジティブは螺旋する。タノシサはレンサする。

タノシサレンサ会議
文=ほんだゆかり
20?30代の若者に限定した募集で「静岡で自分らしく生きている」ゲストを招いてのトーク&ディスカッション、全5回。その名も「タノシサレンサ会議」、何やらオモシロそうではないですか。わくわく取材に出掛け、まずはきょうの担当者さんにごあいさつ。あれ? どの人?みんな参加者?見分けがつかないぞ?
タレ会(タノシサレンサ会議)は、市内4ヶ所の生涯学習センターで働く、20?30代の若手職員5人が、同年代の参加者と一緒にゲストの話しを聞き、語り合い、なにかを得て、変わりたいと企画した。親近感がわくよう、職員たちも私服なので見分けがつかなかったのだ。1人の担当者が1回の会議を切り盛りし、ゲストの人選から司会進行も担当。センターを跨がってのこういった事業は初の試み。
若手職員の投げ掛けに応えた参加者は、大学生から39歳まで、多彩な顔ぶれが揃った。こちらも、いろんな人と語りたい、刺激を受けたい、ネットワークを広げたいなど、前向きで意欲的な想いを持つ人ばかり。
「対話が一番の目的」という5回のタレ会が終ったとき、それぞれの若者はどう変わっていくのだろう、すごく楽しみになってきた。
ゲストとして選ばれた8人は、ダンサー、カレー店店主、お茶屋さん、祭りの実行委員長、調理人、ご当地ヒーロー仕掛け人など、こちらも多彩。さすが「静岡で自分らしく生きている人」だけあって、どなたのお話も面白く、参加者もじっくり聞き入っている。タレ会は14時?17時の長丁場で、前半ゲストに語ってもらい、後半は「考える、対話する、気づく」ための時間。ホワイトボードは文字で埋めつくされていくにつれ、対話することで影響しあい、ハッと気づき、高揚していくのが見て取れて、なんだろう、愛おしかった?
成長する瞬間に立ち会ったみたいな感じで。
タレ会が、どんどん変化していくところも面白かった。初回、壁際で進行を見守っていた職員たちが、最終回には冒頭から参加者と同じテーブルにつき、
仲間として対話に参加。主催側、参加側、区別なくひとつになっていた。5回の会議を終えて、同じ仲間たちで、次のアクションを起こすという成果も得た。次のタノシサへ、次のレンサへ
向けて歩きだした若者たち、きっと、回りも巻き込みながら成長していくに違いない。生涯学習センターが取り組むにふさわしい、すばらしい企画でした。

ほんだゆかり

新聞編集や広告制作を経て、地元メディアで地域ポータルサイトの設計や運営に携わる。イベント主催、ビジネスプランコンテスト入賞、NPO設立アドバイザー、蕎麦食文化研究員、キモノdeおでかけ、ロードレーサー乗り等々。好奇心と行動力が尋常でない。
事業名 タノシサレンサ会議
日時 2014年9月20日、27日、10月11日、25日、11月8日 すべて土曜日
会場 静岡市葵生涯学習センター
概要 「静岡で自分らしく生きている」ゲストを迎え、その生き方や考え方をさぐるトーク&ディスカッション。
講師 アオキ裕キ氏(ダンサー/振付家)ほか

静岡市葵区御幸町4-1アーバンネット静岡ビル4階 TEL:054-255-4746
土・日・祝日を除く日の午前8時30分〜午後5時30分まで
静岡市文化振興財団は本年設立20周年を迎えます。これを機に市民の皆様にさらに愛され親しまれる財団を目指し、当財団が管理運営する文化施設・生涯学習施設が連携し、「キニナルスキニナルプロジェクト」を実施することと致しました。 子どもから大人まで幅広い世代が参加でき喜んでいただけるように工夫をこらし事業を行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。
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