事業レポート

レポーター・ほんだゆかりがキニナルスキニナルプロジェクトを実際に
体験!会場の様子を写真とレポートでご紹介します!
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「踊りの輪にジャンプ! おいでよ笑顔の王国へ」

ダンス王国Shizuoka「心が踊るダンスの国会」
文=ほんだゆかり
8月30・31日に静岡市民文化会館で開かれた、この国の第1回通常国会。会場の熱気、盛り上がり、楽しさ、高鳴り、一体感、そのしあわせ・・・全容を伝えるなんてとうてい無理だ。動画や写真でも、きっと伝えきれない!次回は、もうね、ぜひぜひ参加をどうぞ。
今年3月「ダンス王国Shizuoka」建国後、初の大イベントとなった今国会のテーマは「心が踊る!」。体を動かす純粋な意味のダンスだけでなく、“何かを見て、心がときめく”を、心のダンスととらえ、講演、アートワークショップ、音楽ライブ、インスタレーションなど多彩に取り揃え、心も体も揺れ踊る2日間となった。
心と体、双方のダンスは全部で23演目に及ぶ。王国に見立てた会館大ホールは、普段一般の人は出入りすることのない楽屋までも会場と化し、同時多発しながら、あちらこちらででダンス&アートの熱いセレブレーションが繰り広げられた。
ダンス王国shizuokaの国立舞踏団の第一回公演「どうぶつのじかん」は、小学1年から大人まで30人の出演者が、6月から20回近い練習を重ね、ステージでは幻想的で不思議な動物の群れを、身体いっぱいに表現。自作の衣装や小物を身につけた演者が、なにより生き生きと飛び、跳ねるダンスは、見る人をぐいぐい引き込む力強さが印象的。
市民団体である静岡コミュニティダンスプロジェクト実行委員会(SCDP)による公演は、4演目。平均60歳の女性3人が、可愛らしく微笑ましく舞うチームや、子どもや男女が、まるで家族のように相談しながら練習を重ねたコミカルなダンスなど、盛りだくさん。やはり、何度も練習を重ね、踊ることで、それぞれ豊穣な時間を共有した集大成を披露し、コミュニティダンスならではの魅力が感じられた。
地域で活動するグループの発表、ワークショップはダンス関連はもちろん、公演の美術を支える美術スタッフも担当、ダンス占いに写真展もある。
針金で手を模ったオブジェが通路に、暗闇の異空間を通ってステージへ、巨大なビニール袋の中へ入れば、絵の具でペタペタ落書きができる。まるでアミューズメントパークのように、楽しみにあふれたワクワク感が散りばめられていた。
祝宴のクライマックスは、参加アーティストによるライヴから続く、出演者も見学者も巻き込んだ総踊り。櫓で鳴り響く大太鼓に合わせ、全員が波うち踊り、盛りあがる!盛りあがる! 物凄い一体感、なんて楽しいんだろう!

楽しさ伝わった? いや、伝えきれない。それでは、次回ダンス王国shizuokaのイベントでお会いしましょう!

ほんだゆかり

新聞編集や広告制作を経て、地元メディアで地域ポータルサイトの設計や運営に携わる。イベント主催、ビジネスプランコンテスト入賞、NPO設立アドバイザー、蕎麦食文化研究員、キモノdeおでかけ、ロードレーサー乗り等々。好奇心と行動力が尋常でない。
事業名 2014ダンス&アートセレブレーション
ダンス王国Shizuoka 第1回通常国会
Summer Dance Festival「心が踊るダンスの国会」
日時 8月30日(土)、31日(日)
会場 静岡市民文化会館 大ホールほか
概要 「心が踊る」をテーマに、市民参加によるダンス作品の公演や多彩なジャンルのアートが発表された。

静岡市葵区御幸町4-1アーバンネット静岡ビル4階 TEL:054-255-4746
土・日・祝日を除く日の午前8時30分~午後5時30分まで
静岡市文化振興財団は本年設立20周年を迎えます。これを機に市民の皆様にさらに愛され親しまれる財団を目指し、当財団が管理運営する文化施設・生涯学習施設が連携し、「キニナルスキニナルプロジェクト」を実施することと致しました。 子どもから大人まで幅広い世代が参加でき喜んでいただけるように工夫をこらし事業を行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。
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